音質について思ったこと
よくやってしまう癖というかでレコードとサブスクでの音質比較というのがあって、今日もそれをやって思ったこと書きます。
まず、音質の比較って気合い入れないと難しいなと。いつも手持ちのレコ―ドを聴いたあと、その日しばらくしてから、食事などのBGMとしてそのレコ―ドと同じアルバムをサブスクで流すのですが、これがいつも「結構いい音だな」とか思うのです。レコードで聴いた時とは別部屋で簡易的なシステムで聴いているのに、なぜかいつも「結構いい」と思ってしまうのです。
これは、音質を記憶で聴いているんだなと思ったのです。レコードで聴いた時の残像というかが頭に残っていて、別の簡易的なオーディオシステムで聴いたときにでも、頭で覚えている音が聴こえてしまうのではないかと。
以前、「46年目の軌跡」という小説を読みました。それは幼少期から失明している主人公が46歳にして視力を取り戻すというノンフィクション小説でした。だいぶ前に読んだのしっかり覚えていませんが、視力を取り戻した主人公は、その方がかえって日常生活に苦労するのでした。例えば、街で人の波を見ても男性と女性の区別が出来ないとか。
・・・・・と、この小説の話と共通点があると思ったのですが、どうやって文章で表してよいかわからなくなってしまったので、また機会があったら書きたいと思います。